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季節の中で (1999) ★★★★

Three Seasons

【解説】ベトナム出身のアメリカ人監督・トニー・ブイが描くヒューマンドラマ。蓮摘みの少女と屋敷の主人の交流や、都会を生き抜くストリートチルドレンや運転手と娼婦の愛の形など、現代のベトナムを叙情的に映す。

【感想】ベトナムを舞台にした映画をずっと観たかった。サイゴン(ホーチミン)を舞台にした12年前の作品だけど、自分が旅行で見た光景と同じ匂いがあって懐かしくなりました。
ダオの美しい詩は世間には届かず、美しい蓮も枯れない造花の勢いに押され、物売りの少年も一生懸命なんだけど生きていくのが精一杯。でもね、ベトナム生まれの監督から優しい眼差しで描かれていて、同時に勇気を与えようとエールを送っているようにも。
シクロの運転手達が「五つ星のホテルに一生泊まれることはないみたい」みたいな会話をしてたけど、旅行をした時のガイドさんが「一度でもいいから雪を見てみたい」と淡々と何度も語ってくれたのを思い出した。日本人から見たら少し無理をすれば実行できそうなんだけど、それを一生叶わぬ夢のような口調で言ってた。なんだかなぁ…。

ハーヴェイ・カイテルが出演している群像劇ということで、どうしても「スモーク」のような味のある作品を期待してしまうけれど、「季節の中で」は映像が美しくまた違った味わいがありました。この映画が持っている素朴さとささやかな幸福を願うベトナム人の人柄と同様に、好きな映画です。

Three Seasons / Ba mua / 季節の中で
監督:トニー・ブイ
出演:ハーヴェイ・カイテル グエン・ゴック・ヒエップ チャン・マイン・クオン ドン・ズオン ゾーイ・ブイ
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2013.11.06

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