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暴力脱獄(1967) ★★★★★

coolhandluke

【解説】ポール・ニューマン主演で贈るプリズンムービーの傑作。酔ってパーキングメーターを壊し、2年の懲役刑を受けたルーク。いつでも不敵に笑いながら意志を貫き通す彼は、囚人仲間の人望を集めていくが…。

【感想】現実に影響を及ぼす力を持っている作品だ。映画を観た日、布団に入ったのは0時30分ぐらいだったんだけれど、目を瞑りながら主人公・ルークの生き様を見て自分の生き方はどうするべきなんだろうかとか、彼はなぜ何度も脱獄を繰り返したんだろうか、他にも色々考えてたら4時過ぎまで起きてしまっていた。
権力に屈せず自由を求める生き方、自分で決めた道を歩いていくのはどういったリスクが伴い、どれほどの覚悟、勇気や根性が必要なんだろうか。
他の囚人たちに希望を与え続け、時に彼らは失望してしまうんだけれど、集団の思考の変わり身の早さっていうのは現実にもある話なので怖かったな。

coolhandluke


プロットはひねりがなくシンプル、音楽は物悲しく映像は田舎道が美しい。
名作と言われる映画はそういうものなんでしょうが、印象的な場面が多かった。ボクシングでルークがボコボコにされる(彼は決して勝負を諦めなかった)、卵を50個食べる、母親の死の報せの後にバンジョーを弾く姿、やはりポール・ニューマンはかっこいいね。男性は特に惹かれるんじゃないかな。
卵を食べた後の映像はイエス・キリストの磔そのものだし、写真の破れ方やラストの十字の道なんかも理解力に乏しい僕にでも伝わるように創ってくれているんだけれど、映画の中の宗教的な要素は僕にはどうでもよく、それよりもルークの微笑み(薄ら笑いという方が正しいのかも)と、自分の道を往き、そこで朽ち果ててしまってもルークの顔にはやはり「微笑み」(暴力からの解放と、当然ながら「生きた」という満足感からでしょうか)があった…。そこが心の深い部分にまで響いてきたのです。
作品としての好みは★4.5、ポール・ニューマンの存在と生きる勇気を貰えたので★5つ。

Cool Hand Luke / 暴力脱獄
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
出演:ポール・ニューマン、ジョージ・ケネディ、ルー・アントニオ、J・D・キャノン
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