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女と男のいる舗道 (1962) ★★★★+

Vivre sa vie

【解説】家庭を捨て、女優になる夢にも敗れ、娼婦に身を堕とした女・ナナの姿を12のエピソードで綴ったドラマ。

【感想】昔観たゴダールのイメージとは違って、とっつきやすい作品でした。印象的なシーンが多かったです。「裁かるるジャンヌ」を観賞しながら美しい涙を流したり、カフェで手紙を書いて男性と座っている時の左右に動くカメラワーク。一番好きなのは下の動画にあるダンスシーン。ここだけ切り取っても良さは伝わらないかもしれないけれど、アンナ・カリーナが素敵だった。



白ワインばかり注文してジタンを吸ってて、雰囲気も出てたなぁ…。
あまりにもあっけないラストは、後になってジワジワと哀しくなってきました。自由を求めた結果があの最後だなんてあまりにも哀しいでしょ…でもリアルな生活もそんなもんだ、甘くはない。

DVDの解説によると、11章のカフェで熱心に語り合ってた人は本物の哲学者でしかも脚本なしの即興だったようです。そして最後の章のポーの本の声はゴダール自身の吹き替えだそうです。
フランス映画って監督さんが私生活で女優さんとお付き合いしてて、愛情や魅力をストレートにフィルムに収めてる作品って多くないですか?「汚れた血」や「内なる傷痕」もそうだったような…。同じように、この映画でもアンナ・カリーナへの愛情が存分に伝わってきました。

Vivre Sa Vie / 女と男のいる舗道
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:アンナ・カリーナ サディ・レボ ブリス・パラン アンドレ・S・ラバルト

老人(哲学者ブリス・パラン):「三銃士」は読んだかね?
ナナ:映画は見たけど、なぜ?
老人:ポルトスという人物が、これは「二十年後」の話なんだが太った大男が出てくるだろ。彼は一度も考えた事がない。ある時、地下に爆薬を仕掛ける事になった、そして導火線に火をつけ逃げた。
その時、突然考えた。何を考えたか?なぜ右足と左足が交互に出るのかと。
そう考えた途端に急に足が動かなくなった。爆発が起こり、地下が崩れた。彼は強い肩で必死に支えたが、1日か2日後には押しつぶされて死んでしまう。考えたために死ぬんだ。
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