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祈り

テレビにかじりつき、ずっと心を痛めておりました。

気になってしまって何をしても楽しくないよ。昨日は神社に行き、最小の被害で済むように、そして一日でも早い復興を祈りました。

せめて募金させて頂きます。
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浮き雲(1996) ★★★★+

浮き雲 Drifting Clouds

【解説】不況のため共に職を失ってしまった、レストランの給仕長イロナと電車の運転手ラウリの夫婦。二人は次の職が見つからず苦しむが、やがてイロナがレストランを営むという目標を見い出し、共に手を取り合って夢の実現に励む。

【感想】浮き雲というタイトルだし明るい雰囲気ではないんですが、雲間から射す太陽の光のような輝きを持った作品だ!この映画の素晴らしいところは、どちらかが弱っている方を励まし合い、希望を持ち続けたことだ。
励ますために相手の肩をポンッと押す、寝ている相手に服をかけてあげる、そんな細かい動作が胸に突き刺さります。日本も不況でなかなか自分以外の事にまで目が届かないけれど、生き残るために大事なのは些細な優しさだったりするんじゃないかなぁと感じた。

映画のタイトルは先日観賞した成瀬巳喜男監督の「浮雲」から拝借してるらしいんだけど、共通していたのはボロボロの靴を使った演出かな。
レストランを開業してからは上手く事が運びすぎのような気もするけど、アマレス協会から30人の予約が入った時、これは夢なんじゃないかなぁとも思ったんだけれども、画面に映ることのなかった最後の2人が見上げる空は希望に満ちて溢れていたに違いない。
アキ・カウリスマキ監督の音楽のセンスも独特で、様々なジャンルの音を聴きこんでいるんだろうと思います。

浮き雲 / Drifting Clouds
監督:アキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki)
出演:カティ・オウティネン カリ・ヴァーナネン エリナ・サロ サカリ・クオスマネン

浮雲(1955) ★★★★★

浮雲 ukigumo

【解説】 太平洋戦争のさなか、ベトナムの占領地ではぶりをきかせていた男(森雅之)が事務員のゆき子(高峰秀子)と結ばれる。しかし戦後帰国した彼には妻があり、やがて女は外国人の愛人にまで堕ちていくが、それでもふたりは別れられないままズルズルと関係を続けていく…。

【感想】戦後、浮雲のように方向性を見失い流されるままに堕ちていく日本を象徴するかのような男女関係。
富岡を演じた森雅之は男前でニヒリズムを感じさせ太宰治のようだった。演出もあるんだろうけど、高峰秀子の視線と表情。「奥さん」と言われた時の表情、そして屋久島での最後の富岡を見送る視線。理由は分からないんだけれども、例えようのない素晴らしさだ。

ダメ男から別れることができずダラダラと愛し続けてしまうのが性というのなら、大切な女性の存在に気付かないのも人間の性なのかも。
忘れ難き傑作であるフェリーニの「道」とラストが似てるけれど、男性のタイプが違いますからね。「道」は粗野な男だったけど、「浮雲」は自堕落な男性。この手の映画は過去の苦い感情を呼び起こさせるし、悪い点数をつけることができないなぁ…。今後、「浮雲」の名前を聞く事があれば、同時にこの名言を思い起こすことにしよう。

- 何かを愛するには、それを失う可能性を実感すればよい。- G.K.チェスタトン

浮雲 / Floating Clouds
監督:成瀬巳喜男(Mikio Naruse)
出演:高峰秀子, 森雅之, 中北千枝子, 岡田茉莉子

The Pearl / Brian Eno, Harold Budd

The Pearl Brian Eno, Harold Budd
The Pearl(ザ・パール) / Brian Eno, Harold Budd

ブライアン・イーノとハロルド・バッドの共同制作、まず外れないだろうし購入してきました。静謐で幻想的な空間に身を任せ漂う気持ちよさ、時間を忘れます。そして優しい音なので自然に心に響く。飽きることなく、数年後も聞き続けれそう。

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